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自分の中の模造品を
ひとつひとつハンマーで叩き割る


幸せというやつは
サラ金にしか置いていないらしい

手に入れれば手に入れるほど
利息が膨れて 身体を蝕む

価値を知らぬ己が悪いのか
価値を決めた世界が悪いのか

それを決めるのは世界なのだから
答えは決まりきっているのだろう


自分だけの夢を
自分だけの希望を
模造品の破片を掻き分けて探す


期待ほど無駄なものはない
裏切られれば何一つ残らないから

失望ほど有意義なものはない
裏切られればきっと何かが残るから


夢と希望を探して
やっと見つけたそれは
ドクドクと脈打つ赤黒い何かの形をしていた


綺麗なものなど
幻想にしかない
店頭に置かれたマネキンを
小一時間眺めてため息を吐く

綺麗なものなど
幻想でしかない
目に穴を開け忘れた面を着けて
今日も私は滑稽に歩く


自分の中の模造品を壊して
破片で手を切りながら探し求め
醜いオブジェを手に入れて
それを片手に生きていく


そんなものを成長と呼ぶのなら
そんなやつを大人と呼ぶのなら
私は大人になどなりたくなかった
もとより望みはしなかったのに


生産ラインに乗せられて
パックに詰めて売られた今
食べられてなくなるだけの未来
ならば私はせめて
この身に宿したひよこが生まれぬように
身を固くしているしかないのだ
2009.06.18 Thu l 独り言 l COM(0) l top ▲

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