年下の上司の小言 うつむいて聞き流す
煙草の煙は消えても 憂鬱は消えなくて

吐き気と嫌味飲み込んで ただひたすら機嫌を取る
どうにも我慢がきかず 逃げ出していたあの頃

若い時見ていた夢は 何時の間にやら消え失せて
鏡に映った顔は 疲ればかりが目についた

逃げさせてくれよ どうせ逃げられやしないんだ
逃げて逃げ続けて そうして僕は此処に居る


相変わらずの小言を いつも通りに聞き流す
煙を口から出せずに 鼻から細く出してみた

家の中は真っ暗で 誰の声も聞こえなくて
寂しさなど忘れて 泥のように眠りにつく

不意に浮かんだ旋律 思い出して飛び起きた
会社のことも忘れて 夢中であの日を紡いでく

逃げ続けていた 仕事も家庭も何処からも
逃げて逃げ続けて コードも忘れてしまったけど


独り 歌うよ あの日の僕らの思い出を
独り 思うよ あの日の僕らの幸せを

もう逃げはしない 仕事も家庭も何処からも
逃げて逃げ続けて あの日に僕らは還ってく


年下の上司の小言 少し素直に聞いてみた
煙に愚痴を混ぜ込んで 憂鬱と共に吐き出した

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【2009/10/26 21:19 】 | | コメント(0) | page top↑
World and DIVA
澄んだ歌声で素晴らしき破滅を
済んだ世界デス解し鬼は滅亡
狂おしい旋律は素敵な終焉を
来る惜しい殲滅と狙撃で終演を

喧噪を踊り
幻想を戻り
四肢を死して
騒々しい葬送を
想像し創造せよ

世界の綻びから滅びを
日常の周りから終わりを

終末問うた悲鳴と
終末淘汰秘め
終末と歌姫は
ただ 静かに 世界を紡ぐ
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【2009/09/24 23:26 】 | | コメント(0) | page top↑
夢遊
この世界の全ては私の中に有って
その世界の中に小さな私が居て
あの世界の全てが私の中にあるのなら
どの世界の中に私は居るの?

何処を探せど私は居ない
ひたすらに紙を破り続けて
壊れた世界の破片に埋もれて
自分の手すら見失った

私の見ているこの世界が夢でないと
誰が証明してくれるだろう
私の見ていたあの夢こそ現実だと
手を引いてくれる人は何処に居るだろう

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【2009/08/24 16:45 】 | | コメント(0) | page top↑
The Chariot
運命の手綱を握り
天声の鞭を振るい
双馬 薫風を背に
遥かな解放への旅路を往く

その意志は強く
手綱を離れる時もあった
しかし再び掴んだからこそ
私は今ここで空に吼えている

夢は見る物ではなく
叶える物だと誰かが言った
叶わぬ夢ならばと問われたから
奪い取れと笑ってやった

世に苦しみが無ければ
喜びの価値など分かりはしない
世に喜びが無ければ
苦しみの意味などありはしない

空が常に手の上にあるように
夢は常に向かう先にある
迷いの森を抜けたのならば
ただ在り様のままに往くが良い

手に入れた物がガラクタだったとしても
旅の軌跡を振り返った時私は―――

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【2009/08/13 21:06 】 | | コメント(0) | page top↑
The Lovers
失えば瓦解し
依存すれば溺れる
危険な拮抗状態を
保ち続ける作業の快楽

それは麻薬に似ている
刹那的な快楽を
犠牲を払ってなお求める
そう それは麻薬に似ている

それは神に似ている
救いつづけて増えた信者は
狂信者となり堕落する
そう それは神に似ている

それは蜃気楼に似ている
手を伸ばせどそこになく
幻の希望にすがり干からびる
そう それは蜃気楼に似ている

必死で走ってなお届かず
多大な対価を支払い保持し
狂って世界を見誤る
そんなものであるならば私達は―――

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【2009/08/12 22:52 】 | | コメント(6) | page top↑
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