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世界の全てが手の上で
なんでもできたあの頃は
空も飛べたし人も助けた
将来有望 小さな英雄

今の僕には力がない
身体は重く空は高い
困った人は見ない振り
雲散霧消 小さな塵屑

しかし僕らは知らんのだ
満ちるに足らぬその力
あまりに小さな力こそ
あの日を英雄足らしめた

身体が大きくなるにつれ
更に世界は広がった
世界に比べて小さいが
僕は大きくなったのだ

昔より強く拳を握り
昔と変わらぬ力を抱き
あの日感じた小さな世界を
守り戦う 僕らは英雄
見識の狭い 小さな英雄
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2012.02.09 Thu l l COM(0) l top ▲

僕らは毎日糸で縛られて

白い糸を赤く染めていく

赤い糸は僕らを暖かく包み

やがてそこには繭が出来る


繭の外には痛みがある

寒くて酷い世界がある

繭の外には癒しがある

暖かく優しい世界がある


僕らは毎晩繭にこもる

不十分な 必要な安息のために

僕らは毎朝繭を破る

十分な 不必要な安息を得たいがために
2010.08.23 Mon l l COM(0) l top ▲

503

何の意味もわからず
何の想いも受け取らず
この名を掲げたのは
ただカッコよかったから

あれからずいぶん経って
あの時の彼らより老いて
沢山の『カッコいい』に会って
それでもこの名はこのままで

改めて比べれば拙くて
直球過ぎて青臭くて
恥ずかしくて顔を覆うけど
それでもやっぱりカッコよかった

未だに僕はカッコ悪い
弱くて小さくてどうしようもない
それでもあのカッコよさに
ほんの少しでも近付いたかな なんて
ちょっと背伸びをしてみるのだ

そう こんな感じで
2010.08.05 Thu l l COM(0) l top ▲
私の囁いた死が
貴方に届かないのなら
私はこの喉引き裂いて
指を彩ってあげましょう

私の爪弾いた詩が
貴女に届かないのなら
私はこの腕もぎ取って
口を飾ってあげましょう

ああ 望みはしないのに
ああ こんなにも望んでいる
ああ 死にはしないさ
ああ 詩に死するまで

あなたを決して愛すまい
あなたを決して殺すまい
心が欠けるその時まで
私は紡ぎ あなたはうたう
2010.08.04 Wed l l COM(0) l top ▲
お日さまの翼を広げ
君が飛んでいくように見えた

伸ばした手は届かない
昇る彼女を僕は見上げる

そして安心した

彼女はここに戻ってくる
彼女がイカロスである限り

僕は笑った
翼の陰で
薄気味悪く笑った
2010.07.10 Sat l l COM(0) l top ▲
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