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年下の上司の小言 うつむいて聞き流す
煙草の煙は消えても 憂鬱は消えなくて 吐き気と嫌味飲み込んで ただひたすら機嫌を取る どうにも我慢がきかず 逃げ出していたあの頃 若い時見ていた夢は 何時の間にやら消え失せて 鏡に映った顔は 疲ればかりが目についた 逃げさせてくれよ どうせ逃げられやしないんだ 逃げて逃げ続けて そうして僕は此処に居る 相変わらずの小言を いつも通りに聞き流す 煙を口から出せずに 鼻から細く出してみた 家の中は真っ暗で 誰の声も聞こえなくて 寂しさなど忘れて 泥のように眠りにつく 不意に浮かんだ旋律 思い出して飛び起きた 会社のことも忘れて 夢中であの日を紡いでく 逃げ続けていた 仕事も家庭も何処からも 逃げて逃げ続けて コードも忘れてしまったけど 独り 歌うよ あの日の僕らの思い出を 独り 思うよ あの日の僕らの幸せを もう逃げはしない 仕事も家庭も何処からも 逃げて逃げ続けて あの日に僕らは還ってく 年下の上司の小言 少し素直に聞いてみた 煙に愚痴を混ぜ込んで 憂鬱と共に吐き出した |
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澄んだ歌声で素晴らしき破滅を
済んだ世界デス解し鬼は滅亡 狂おしい旋律は素敵な終焉を 来る惜しい殲滅と狙撃で終演を 喧噪を踊り 幻想を戻り 四肢を死して 騒々しい葬送を 想像し創造せよ 世界の綻びから滅びを 日常の周りから終わりを 終末問うた悲鳴と 終末淘汰秘め 終末と歌姫は ただ 静かに 世界を紡ぐ |
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この世界の全ては私の中に有って
その世界の中に小さな私が居て あの世界の全てが私の中にあるのなら どの世界の中に私は居るの? 何処を探せど私は居ない ひたすらに紙を破り続けて 壊れた世界の破片に埋もれて 自分の手すら見失った 私の見ているこの世界が夢でないと 誰が証明してくれるだろう 私の見ていたあの夢こそ現実だと 手を引いてくれる人は何処に居るだろう |
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運命の手綱を握り
天声の鞭を振るい 双馬 薫風を背に 遥かな解放への旅路を往く その意志は強く 手綱を離れる時もあった しかし再び掴んだからこそ 私は今ここで空に吼えている 夢は見る物ではなく 叶える物だと誰かが言った 叶わぬ夢ならばと問われたから 奪い取れと笑ってやった 世に苦しみが無ければ 喜びの価値など分かりはしない 世に喜びが無ければ 苦しみの意味などありはしない 空が常に手の上にあるように 夢は常に向かう先にある 迷いの森を抜けたのならば ただ在り様のままに往くが良い 手に入れた物がガラクタだったとしても 旅の軌跡を振り返った時私は――― |
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失えば瓦解し
依存すれば溺れる 危険な拮抗状態を 保ち続ける作業の快楽 それは麻薬に似ている 刹那的な快楽を 犠牲を払ってなお求める そう それは麻薬に似ている それは神に似ている 救いつづけて増えた信者は 狂信者となり堕落する そう それは神に似ている それは蜃気楼に似ている 手を伸ばせどそこになく 幻の希望にすがり干からびる そう それは蜃気楼に似ている 必死で走ってなお届かず 多大な対価を支払い保持し 狂って世界を見誤る そんなものであるならば私達は――― |

